HACCPとの出会い
▪️HACCPに何の意味があるの?
HACCPとの出会いは、ルールや記録が整備されていないHACCP構築をした経験です。
構築当初、勉強会として「HACCP要求事項」の読み合わせをしましたが、中卒男性は「漢字が読めなくて眠い」と言われ何の勉強会か分からない。
現場の中国研修生は日本語が分からない。と私自身がHACCPに何の意味があるのか分からない状況でした。
文書の構築では、コンサルの先生から規格の事例と同じ内容で誤字脱字のない見栄えの良い文書作成が求められ、とても辛い時間が過ぎ
…誰も見ない文書が作成されていきました。
▪️転期
文書構築で、すべての工程を手順書に書く作業があります。私は工程名を記載したものを印刷し、すべての従業員に割り振りました。
そこから従業員がHACCPに興味を持ちだし始めました。
中卒男性は使ったことがないという筆箱を持参し記録を書き始め、中国研修生は手順書を日本語から中国語版を作成などと、
すべての従業員の意識が変わっていくのを感じました。
記録は自分たちの為に書きます。その記録から学ぶことは多く、各従業員がアイディアを出しPDCAサイクルを回し始めます。
担当者だけで回すPDCAサイクルと従業員の数のPDCAサイクルの数と頻度を比べると会社の成長スピードの違いは見えて来ると思います。
自己紹介
『一歩Plus+ 』(いっぽプラス)と申します。
ホームページをご覧いただきありがとうございます。
創業⚪︎十年の企業様
『HACCPの仕組みがない!』
『品質管理部門がない!』
『うちの会社は変えられない!』という企業様を担当してきました。
社内の変化に驚いているのは、経営者様、担当者様でした。
人の心が動くまでの時間はそれぞれですが、私と一緒に本音で話し合い楽しく『一歩先』へ進んでみませんか?
スタートしないと変わらない。行動すれば変わる!そう実感した今日このごろです。
資格
- IRCA FSMS准審査員(ISO22000:2018)
- 農場HACCP認証審査員
- 調理師免許